本日の万事屋銀ちゃんのお仕事、それは……
「はあ…この歳からこんな茨の人生なんて……」
木材を抱えながら新八はこの日何度目か分からないため息をついた。
「ほらァ! 新一、シャキッと働くアルヨ」
「ちょとぉお! そう言うあんたは何ちゃっかりお茶飲んでるのさ! それと僕は新八! 一じゃなくて八!!」
神楽はそんな新一…おっと失礼。新八に喝をいれた。
「おい! ナレーション! あんたもちゃんと仕事しろよ!!」
おやおや新一君がなにやら言ってますが気にしたらいけません。
「あのー何か故意に名前間違えてません?」
「新八さっきから誰に話しかけているネ」
「だから僕の名前は新一!! じゃない新八だ」
おやおや彼はこの歳にしてボケてしまった様です。
ちなみにこの形式は新連載特別記念としてますので、次回からは普通のお話がご覧なれます。
「何だ今回だけなんですか」
「しょうがないネ! だってコイツのもとはぐうたら管理人ヨ!」
しーっ! それ企業秘密ってことで!!
「って神楽ちゃん聴こえてたの!?」
「私心綺麗な子供ネ! だから神様の声聴こえるネ!」
「ちょっとちょっと君たち仕事してくれないと給料もらえないんですけどー」
そういいながら瓦を持ったまま現れたのは万事屋店主の坂田銀時だった。
ジャンプヒーローらしからぬマダオ(※まるでだめな男)代表のこの男である。
「ちょ! そんな事言ったら銀さんでも怒るって」
「は? 新八お前さっきから何独り言言ってるんだ?」
「銀ちゃんは腐った心の大人だから神様の声は聴こえないネ」
そうですね。腐った心を持った子供が限界だったようです。
「何だとゴラァ!!」
「神楽ちゃんストップストップぅうう!」
どうやら彼女はお腹が空き始めてイライラし、暴れだしてしまいました。
「あんたが原因なんだよ! あんたが!!」
さて、そろそろ話を進めたいので元に戻しますね。
「ほら、お前ら。いい加減にしねぇとほんとに給料もらえねぇぞ」
「はあ、もう嫌だ……」
「銀ちゃん私お腹すいたヨ」
気が抜けたのか地面に座り込む新八と神楽。
「よお! あんたら大丈夫かい」
「あーどーも源三郎さん」
そこに現れたのは彼らの雇い主である大工の源三郎だった。
その風貌はいかにもな大工の親方である。
「なんでぃ、源三郎なんて呼ばないで源さんって呼んでかまわないぜ」
ガハハハと豪快に笑う源三郎に新八は言った。
「大工ってこんなに大変なんですね。僕木材運ぶだけで疲れちゃいました」
「私お腹空いたヨ」
「お前らなー。すみませんね、全く最近のガキはこれだから……あっ俺はパフェ食えればいいですから」
何だかんだ言いつつ銀時も2人と大して変わっていない。
いや、むしろそれ以上である。
「そうだな、じゃあそろそろ休憩にすっか!!」
そして源三郎は声を張り上げた。
「おーい!! お前らー休憩だー!! 作業中止!!!」
次の瞬間だった。
「了解しあした!! お頭!!!」
「すっげーなおい」
このやりとりに銀時は驚きを隠せなかった。
「これくらいウチの組じゃあたりめぇってもんよ」
源三郎は得意げに胸を張る。
「さて銀さん、あんたには一つ仕事があるんだがいいかい?」
「俺だけっすか」
銀時は若干めんどくさそうにこたえる。
「ちょっこら近くの本屋で週間サタデー買ってきてくれねぇか」
「何、男って言ったらやっぱりジャンプでしょ」
「わりぃね、俺はサタデー派だ」
源三郎は財布を取り出し銀時に千円を渡した。
「なんならジャンプも買ってきていいからよ! じゃあ頼んだからな!」
そう言って彼はさっさとどこかへ行ってしまった。
「結局行くのは俺かよ」
渡されてしまった以上買いに行かなくてはならない。
「じゃあ俺は行ってくるからお前ら暴れんなよ」
「「はーい」」
こうして銀時は本屋へと繰りだした。
そして彼の運命がまた1つ決まったのだ……
おまけ
「最後のだけかっこつければんーんっ! 」
「神楽ちゃん! これ以上ややこしくしちゃだめ!」
いいんだよこれプロローグみたいなものだから
「これ読んでいるがいればの話だけどナ」
うっ……
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