永遠のひとかけら

 




ここは何処だ?

辺りを見ますと、それは以前の日常が在った

血の雨が降り注ぐ中で、沢山の仲間が死んで、沢山の天人を斬り殺した

俺はその中に唯一人
血濡れた刀を握り締め立ち尽くしていた―

嗚呼…果たしてこの中に何人いるだろうか…
戦の前、再び会おうと杯を交わした戦友は…

失うモノが多過ぎた

俺はいったい何が守りたかったのだろうか

俺は唯―――



「ん…ちゃん…」


誰だ?


「銀ちゃん」

?」

「大丈夫?唸されてたけど…」


夢か…

心配そうに俺の顔を覗きこむのは愛しい恋人


さん、そんなプー太郎ほっといた方がいいですよ」

「そうアル、そいつに隙見せたら一巻の終わりネ!なんてあっという間に食われてしまうヨ!!」

「二人共そんなに言わなくても…」


ぶうたれる二人に苦笑する

変わらないいつもの風景…





俺は起き上がりを後ろから抱き締めた


「えっ、ちょっと銀ちゃん?」


今ならわかる気がするんだ 俺の守りたっかたもの


「もう本当に大丈夫?」

「ああ、もう大丈夫だ」


俺はを抱き締めたままそう答えた

新八と神楽が五月蝿い

を見ると彼女は照れくさそうに笑っている


この瞬間が堪らなく幸せで愛しい


「よーし、銀さん復活」



生きている以上永遠なんて存在しなくて

そしてこの瞬間を永遠と呼ぶには余りにも短くて


それでもこの瞬間の一つ一つが永遠へと繋がるなら

俺はどんな事をしてでも守るだろう


そう、この永遠のひとかけらを…



 

☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆あとがき☆゜・*:.。.☆゜・*:.。.☆

右京飛鳥様こと大熊猫様のサイト大熊猫の肉球との相互記念ということでリクエストの銀時夢を差し上げま〜す。
予想以上に短くなってしまった;
こんなものですが頂いて下さい

因みにサイトの方はLinkページより行けますので是非行って見てください!
素敵なイラストが沢山ありますよ〜

06.12.16