「ねぇ、サソリ」

「サソリったら」

 

の奴がまた後ろで騒いでいる

 

「ねーえー、サァーソォーリィー」

 

正直気が散ってしょうがない

傀儡の作業は細かな作業が殆どだ

 

だからハッキリ言って今のは・・・


 

「ねぇったら!!」


ウザイ・・・


「ったく、んだよっ少し黙れ!」

「少しってどれ位」

「暫くだ」

「暫くってどれ位」

 

まったく馬鹿馬鹿しい

 

、いい加減にしろ」

「・・・なんで」

「邪魔だ」


 

あくまでも後ろは振り向かずに俺はそう告げた


 

「お前だって分かってるだろうが」

「傀儡ってのは一箇所でも不備が有っちゃいけねぇんだ」

「そっそんなの知ってるわよ」

「じゃぁ静かにしてろ」

「いやっ」

「なら出て行け、居ても邪魔なだけだ」


 

こうでも言わねぇとは絶対大人しくならない


 

「いやっ!」


 

筈なのだが・・・

何故か今日はそれでも大人しくはならなかった


 

「絶対いやっ!!」

、お前ふざけてんじゃねぇぞ」


 

振り返りを見て思わずギョッとした


 

「・・・絶対に嫌なんだから」


 

其処には下を向いて泣いているが居た


 

「何泣いてんだよ」

「だって、だって・・・最近サソリと一緒に居れなくてっ」

 

 

あぁ、そういえば最近そうだったか

 

 

「私っわたしっさみしくってっ一緒に居たくて」


 

一緒に居たい・・・普段そういう事を余り言わないがそう言ったのだ

あのがこれなら相当寂しかったのだろうか・・・


 

・・・悪かった」

「うぅっ知らないっ、サソリはっ私の事なんかっどうでもっいいのよっ」


 

俺は立ち上げっての前に座った


 




 

下を向きっぱなしの顔を手で上げた

そして泣き声を上げるその唇をそっと塞いだ


ゆっくり唇を離すとキョトンとした顔のが映り、そのまま抱きしめる

 

「サソリ?」

「本当に悪かったな、気づけなくて」

「ううん、もういいよ」

 

またゆっくりと体を離しを見た


 

「やっと泣き止んだか」

「びっくりした・・・サソリがこんな事するなんて・・・」

「悪かったな」

 

「また泣き止まなかったら同じことしてやるよ」

「ちょっそれって」

「何だ?不満か?」

「そんな事って、何言わせるのよ!」


 

の顔が真っ赤なのは言うまでもない

 

 

 


して

 

 

☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆あとがき☆゜・*:.。.☆゜・*:.。.☆

サソリ様初短編なのです。お題を借りてみました。

甘い、甘いのです。こっこんなのでいいのだろうか…

書いててちょっと恥ずかしかったです;

感想とか頂けたら調子に乗ってもっと書くかと(単純)