あの日から1週間が経った

今日は迎えの来る日であり ゛家” との一時の開放の日でもある

荷物を置き居間でその人物を待つ



10時、その人物は文字通り其処に現れた


「こんにちは、お嬢さんがかね?」


半月型の眼鏡に白く長い髭のご隠居は片手に杖、もう片方の手には靴、そして見慣れない服装という何とも言えない格好だった

この人物が迎えであることは恐らく間違えでは無いだろう


「はい、私がです。失礼ですが貴方様は・・・」

「わしはアルバス・ダンブルドアじゃ。ホグワーツの副校長をしておる」

「貴方様が手紙の・・・」


ここである事に気付いた


「ダンブルドア先生は日本語が達者ですね」


日本語は様々な言い回しや表現の仕方があるから難しい、そんな事を本で読んだ気がする

それに加え発音も違和感がない

この日本人顔負けの日本語、外国人はこれ位が普通なのだろうか?


「おお鋭いのMs.。これは翻訳魔法と掛けてあるからでのう」

「便利なのですね・・・」


素直にそう思った


「Ms.はあまり魔法を見た事は無いのかね?」

「はい、私の家では自分で出来ることはなるべく自分で、と教えられていますので」

「ほお、それはそれは」


よく表情の変わる人だ


、迎えが来たのか?」


奥から来たのは父と母だった


「はい、御父様この方が」

「初めましてMs.、Mrs.。わしはアルバス・ダンブルドアじゃ」



それから3人でと言っても主に父と先生だが、学校について話し合っていた。

どうせ後で聞く話みたいなので私は読みかけの本を読んでいた

内容は外国文化についての本だったりする

もちろん全て信じるつもりは無い

こういう内容はそれなりに本人の解釈が入ったりするからだ


「では、娘をよろしくお願いします」

「安心なさい。お嬢さんは立派な魔女になるじゃろう」


話が終わったらしい

私は立ち上がった


「では先生行きましょうか」

「そうだのう、ではわし等これで」


私が両親に背を向けた後だった


ちゃん!」


呼び止めたのは母だった。私は振り返った


「必要な物があったらいつでも言ってね」

「その時は手紙を書きます」

ちゃん、頑張ってね・・・いってらっしゃい」

「はい、お母様。いってきます」


寂しいなんて思はなかった

私は貼り付けた笑みを浮かべてそう言った



家の玄関を出た私達


「先生、ここからどうやってイギリスまで行くのですか?」

「それは心配ない、移動キーを使うのじゃ」


移動キー、確か本で読んだ事がある

触れた者を指定の場所まで運ぶ魔法をかけた物だった気がする

飛ばされた後は人によってだが物凄い不快感があるらしい


「特別に繋いで貰ったのじゃ」


そう言って先生が近づいたのは門の近くにあったいしだった


「これですか?」

「ああ、じゃあ行くかの」

「はい、先生」


私は先生の服をしっかり掴んだ






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☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆あとがき☆゜・*:.。.☆゜・*:.。.☆

既に気づいた方もいるかもしれませんが、この夢主の知識は殆どが本から得たものです。
なので、本で読んだなどの表現が多くなると思います。