第壱幕ー約束
私は走っていた。
久しぶりの外、いったいどれくらいたったのだろう・・・私が最後に外へでてから
ふと立ち止まり足を止める
本来なら私は外へはでれない、いや、でてはいけないのだ
そう思うと火影様、じゃなくておじぃ様には感謝しなければならない
身内でもなければ、この里の住人でないのにも等しい私のことを面倒見てくれているのだから・・・
おじぃ様が拾ってくれなければいったいどうなっていただろう
あの時のことを思い出すだけで目の前が真っ暗になる
私は首を強く横に振った。
だめよだめっ!!せっかくの外だもの今日だけは暗い考えはなしなし
一息つき辺りを見回した。
外はとても暖かく、眩しくてにぎやかで人々で満ち溢れていた。
そんな感じが私をワクワクさせる。
再び走り出そうとしたその時!!
ドンッ
「きゃっ。」
「うわっ。」
私はその場に転んでしまった。
「うぅー、いてーってばよ。」
どうやら私はこの金髪の男の子にぶつかってしまったようだ。
「おい、お前大丈夫かだってばよ。」
うわっうわっ話しかけられた
「えっあっうん大丈夫だよ。」
これでいいのかな?
「そうか、ならいいってばよ。」
少年はにししと笑いながら言った。
ほっ、よかった
「ん、ところでお前見かけない顔だな、名前なんて言うんだってばよ!!」
「私ッていうの。」
「それでそれで苗字は何て言うんだってばよ。」
どうしよう、私は私は・・・
「ごめんなさい・・・おじぃ様が教えてはダメだって・・・。」
「ふーん、ならしょうがないってばよ。」
男の子は特に気にした感じはしなかった。
気にならないんだ・・・
「ところでキミは名前なんて言うの?」
「おれさっおれさっうずまきナルトっていうんだってばよ、どうだかっこいいだろう。」
何だか嬉しいな
「ナルト君ね、分かった。」
の思わぬ笑顔にナルトの顔が一気に赤くなった
「あれ?」
「ナルト君どうしたの?顔が赤いよ?」
「なっなんでもないってばよ」
私なんか変なことしたかな?
「ところでは歳いくつ?俺ってば8歳だってばよ!!」
「そっか!じゃあ私と同じだね!!」
しばらくナルト君との話が続いた
ナルト君は私にいろんな話をしてくれた
一楽っていうラーメン屋さんがすっごく美味しいということ、
ナルト君は忍者のアカデミーに通っているということ、
でも成績はあんまり良くないっていうことも
そんな中私はふと、こんな質問をした。
「ねぇナルト君、ナルト君はお友達どれくらいいるの?」
こんなに面白いナルト君なら友達も多いと思って聞いてみたのに
ナルト君は急にすごく悲しそうな顔をした。
「いや、いないってばよ・・・。」
「そっか・・・じゃあ私がナルト君の友達になる!!
ナルト君も私のお友達になってくれる?」
「・・・だめかなぁ?」
ナルト君はすっごくビックリしていた
やっぱり私なんかとは・・・
「・・・友達になってくれるのか?・・・だめ、そんなことあるはずがないってばよ!!」
と、ものすっごく嬉しそうに笑ってくれた。
それを聞き私もすごく嬉しくなった
「、じゃあ公園に行って遊ぶんだってばよ!」
「うんっ」
二人で手を繋いで公園へと走り出した。
こうして瞬く間に時間はすぎていった。
空はもうだいぶ暗くなっていた。
「ナルト君、私そろそろかえらなくちゃ・・・おじぃ様も心配ちゃう。」
「なっなっ、明日も遊べるか?」
そう聞かれてドッキっとした
私が遊べたのは今日が特別な日だったから・・・だから明日はきっと・・・
「ごめんね、ナルト君・・・本当は外にこれるの今日1日だけなの・・・」
せっかく初めての友達ができたのに
ナルト君の顔を見るのが嫌で私はうつむいた
「・・・そうか、じゃあしょうがないってばよ・・・。」
「けどけど私ナルト君のこと忘れないから、ぜったいぜったい忘れないから。」
もう一度会えるかはわからないけど、せめてせめてこれだけは
「じゃあ約束だってばよ!!
もう一度会ったらその時は俺の夢きかせてやるってばよ!!
だから約束、また会おうな、ぜったいぜったい」
「やくそく・・・?」
その言葉で顔を上げたけど涙で前がよく見えなかった
「なっ、約束。だから泣くんじゃないぞ。」
「小指だすんだってばよ!」
「こゆび?」
よくわからなかったけど小指をだした。
「指きりげーんまんっ」
「約束の印だってばよ」
「やくそくの印?」
「そっ俺との約束!」
私はは流れた涙を拭き精一杯笑った。
「分かった、約束、絶対ぜったいね。」
「じゃあな、。」
「うん、じゃあねナルト君」
二人はお互いに約束をし家へと帰っていった。
これは二人が再び出会う4年前の話、
長い長い物語の最初の話
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆あとがき☆゜・*:.。.☆゜・*:.。.☆
あわわー、ナルトとの出会い編どっどうだったでしょうか?
とりあえず昔のお話です。少女は訳ありです。でもまだヒミツです;
早くヒロイン設定書かなければ;
次回は4年後再会編です。
3・13