第拾幕―試験終了!
「先生行っちゃった〜」
はカカシが見えなくなるまで飛んでいった方向を眺めていた
そしてカカシから奪った鈴を見つめながら呟く
「うーん、一応合格もらったけど今のままだと皆は不合格だろうなー」
ナルトとも再び逢えた、サクラちゃんともうちは君とも知り合えた
それなのにまた一人きりなんて嫌だ…
実際はおじぃ様がいてくれたから一人きりではなかったけど、それとこれとはまた別だ
`高望み´そう言われてしまえば所詮はそれまでだが…
その時目覚ましの音が演習場に鳴り響いた
12時か…行かきゃ
「しっかりしなさい!!!」
はパンパンと両手で頬を叩き意気込んだ
「さーって丸太前まで行きますか!」
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集合場所前でが最初に見た光景はナルトがに丸太に縛りつけられている様子だった
「ナルト?いったい何をしたの?」
「あ、えっと…これはな」
の問いかけに言葉を濁らすナルト
「そこにいるのは言い付けを守らずに早弁しようとした奴だ」
「げっ!」
割って入ってきたのはカカシだった
「あ、先生」
「だから丸太行き」
「へー」
なんだナルトの自業自得なのね
「せんせーい、暇だから私寝てていい?」
「はいはい、好きにしなさい」
の行動に対して驚くことも少なくなったカカシ
当のはというと既に眠りの体制に入っていた
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それから暫くして全員が丸太の前に集合した
もちろん時間が時間なので、以外の3人はお腹が鳴っていた
「君達…腹の虫が鳴ってるねー。ところでこの演習についてだが…まっお前らは忍者学校に戻る必要もないな」
カカシの言葉にナルトとサクラは嬉々として喜び、サスケは`当然だ´という感じだ
そんな中だけは眉を顰めていた
まるでこの後の光景が分かるかの様に…
「ナルト、サクラ、サスケ。お前らは忍者を辞めろ」
「!!!」
3人の間に衝撃が走る
「忍者辞めろってどーゆー事だよっ!!」
いち早く反論したのはナルトだった
「そりゃあさっ鈴は取れなかったけどよ!なんで辞めろまで言われなくちゃいけねぇんだってばよ!!」
「どいつもこいつも忍者になる資格も無いガキだって事だよ」
大して気にも留める様子もなくカカシは返答した
耐え切れなくなったサスケはカカシへと向うがあっさりと踏まれてしまう
「サスケ君を踏むなんて駄目ー!」
たまらずサクラが叫ぶ
そしてカカシに抗議の声を挙げた
「それにどうしては合格な訳!?」
「どうしても何もはオレから鈴取ったし」
ね?っとに笑いかけるカカシ
「うん、一応取れたよ」
少し複雑そうな表情をさせながらは鈴を持ち上げると`チリン´と鈴が鳴った
「すげぇってばよ!サスケは取れなかったのになぁ」
`いい気味だ´と言うようにサスケを見てにやけるナルト
「くそっ」
悔しそうに顔を歪めるサスケ
「まっそういう事だ、それにはこの試験の意味を理解している」
「答え?」
「ったく、こいつ等に教えてやれ」
`ふう´とため息をつきは口を開いた
「この試験の答え…それはチームワークだよ」
「「「!!!」」」
「まって!だって鈴は3つしかないのよ!?」
「それは仲間割れをするように仕組まれているから」
「自分の利害関係なくチームを優先させる事の出来る者を選抜するのがこの試験の本当の理由だ」
の言葉にカカシが続くように言う
そしてカカシはそれぞれの欠点を告げ、チームワークとは何かを教えられる
「任務とは命がけの仕事ばかりだ」
カカシはサスケの上から離れ側にあった石碑の前へ向った
「これを見ろ、この石にはこの里の英雄達の名が刻まれている」
「それそれ!それいぃー!!」
英雄の言葉に反応したのはナルトだった
「オレもそこに名前を刻むってばよ!犬死なんかぜってぃしねぇってばよ!」
「ナルトこの石碑は」
はそんなナルト説明しようとする
「この石碑に刻まれているのは任務中に殉職した英雄達だ…」
「!!」
ナルトの表情がみるみると変わっていく
それは残りの3人も同じだった
「この中にオレの親友の名前も刻まれている…」
「親友も…」
がポツリと呟く
「…お前ら最後にもう一度だけチャンスをやる。ただし午後からはもっと過酷な鈴取り合戦だ!
挑戦したい奴だけ飯を食え。ただしナルトには食わせるな」
「え?」
「一人で食おうとした罰だ。もし食わせようとしたならその時点で失格だ」
そして4人を睨み付ける
「ここではオレがルールだ。わかったな」
そういい残しカカシは消えた
「へっ!オレってば食わなくたって」
しかしその言葉とは反対にナルトの腹は大きな音を立てて鳴った
「はいっ残りナルトにあげる!」
そう言ってナルトの前に弁当を差し出す
「えっ!だって先生は駄目だって!」
「私の好きな物食べちゃったし、それに私もう合格したんだからそんな事関係ないよ」
「でも…」
サクラは今ひとつ納得できないらしい
「それにね、私朝ご飯食べてきちゃったし」
「「「はっ?」」」
突然の告白に声を揃える3人
「習慣って怖いわね」
もちろんはニコニコと笑ったままだった」
「全く…ほらよ」
そう言ってサスケも弁当を差し出す
「そいつのだけじゃ足りないだろ」
「さっサスケ君まで!」
「大丈夫だ、今アイツの気配はない。昼からは4人で取りに行くぞ」
「うん、頑張ろう!」
「その為にも足手まといになられても困るからな」
`ゴクリ´とサクラが息を呑む
そしてサクラもナルトに弁当を差し出した
「へへへ、ありがと…」
ナルトは嬉しそうに笑った
その時大きな音と共にカカシが現れた
「おまえらあああああ!!」
一斉に身構える3人
もちろんその中にはいない
「ごーっかくv」
「え?」
「は?」
「…・・・」
「わーいっ」
ニコリと笑うカカシに拍子抜けした3人
そして1人喜ぶのは
「合格!?なんで!」
「忍者は裏の裏を読むべっしって言うじゃない」
「そうだ!忍者の世界でルールや掟を守らない奴はクズ呼ばわりされる……
けどな!仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだ」
この言葉に4人はそれぞれに何か感じたらしい
「これにて演習終わり、全員合格!!
よォーしっ!第七班は明日から任務開始だ!!!」
「やったぁああってばよ!オレ忍者!忍者!!忍者!!!」
「やったねナルト!!」
もとても嬉しそうに笑っていた
「でさ、「じゃっ帰るぞ!」
「はーい!」
「ってこんなオチだと思ったってばよー!縄ほどけーーーー!!」
こうして第七班は此処に結成された
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆あとがき☆゜・*:.。.☆゜・*:.。.☆
今回で試験は終了!所々無理やりなところが…
気まぐれ次回予告→いざ波の国編!の前に?
07.01.10