第拾弐幕―追って!逃げて!捕まえて!〜トラの受難〜

 


「目標ターゲット確認したか?」


小型マイクから聞こえてくるのはカカシの声である

そしてその先でも声だけのやり取りは続く


「対象から5M、いつでもいけるってばよ!」

「オレもいいぜ」

「私も」

「でも先生?こんなことしなくても」

「はいはい、後で聞いてあげるからね」


因みに声の主は上からナルト・サスケ・サクラ・・カカシである


「でもっ「はい、いいか」

「やれ!!」


カカシの合図で一斉に飛び出す

そして中心にいたナルトが飛び込んだ


「つっかまえたー!!!」

「ニャーーー!!」


そして見事猫を捕まえたのだ



「右耳にリボン…目標のトラで間違いないな?」

「ターゲットに間違えは無い」


必要事項を伝えているサスケの横でナルトは猫…基トラの猛烈な乱れ引っかきを受けていた


「ナルト、ちょっと貸して」

「おい、


傍で見ていたはそう言ってひょいっとトラを抱き上げる

するとトラは抵抗を止め、何やらニャーニャーとまるでに訴えかけるかの様に泣き声を上げる


「そう、そんな事があったの…」

「ニャーニャーニャーニャニャニャー!」


気の毒そうに話しかけるにトラは尚訴えかけるかの様に鳴く


「分かったわ、飼い主には私から言ってあげるわ!」


胸を張ってトラに語るにいつの間にか合流したカカシ含め4人は不思議そうな顔をする


「ねぇ、君はそのトラの言ってる事がわかるのかい?」


カカシの問いかけにトラと顔を合わせていたは ん?と顔を上げた


「はい、わかりますけど?」

貴方って意外と凄いわね」


サクラは褒め言葉じゃない様な褒め言葉を言う


「そう?ありがとう」


勿論はそんな事気にしているはずもなく…


「じゃあ、なんで先に言ってくれなかったんだってばよ…」


先ほどトラに思いっきり引っかかれたナルトは不満げに言った


「だって先生が話聞いてくれなかったんだもん」


その瞬間ナルト・サスケ・サクラのしらーっとした視線がカカシを向いた


「えっ?オレっ!?オレのせいなの?」

「そうなの?」


とぼけているにサクラは空かさず突っ込む


「そうよ!よく考えてみて、貴方が猫を説得できるならこんな苦労しくても良かったのよ」

「あーそうね!」


パンっと手を叩くところを見るとどうやら納得した様だ


「おい、いい加減にしろ」


痺れを切らせたのは今まで黙っていたサスケだった


「あー、そうだね。じゃあ火影様のとこ行こうか」



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「まぁ〜トラちゃん心配したのよぉ〜」

「ふぎゃー」


無事(?)にマダムに届けられたトラを待っていたのは恐ろしいほどの抱擁だった


(けっいい気味だってばよ)

(あれじゃあ逃げるのも無理ないわね)


その一方で4人はトラの言葉がわかるの反応見てみると…



顔が硬直していた


因みにトラの悲鳴は聞こえない…要するに力尽きたのだ


「はっボーっとしてる場合じゃない」


硬直すること数十秒、正気になったはマダムのもとへ駆け寄った


「マダム、ちょっとよろしいでしょうか?」

「あら、あなたはトラちゃんを探してくれた子ね?何か用?」


はチラリとマダムの腕の中でぐったりしているトラを見た


「はい、トラちゃんの事でお話があるのです」

「まあなあに?」

「さっきトラちゃんから聞いてんです…」


は有る事無い事をぺらぺらと話し始めた



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「そうだったの…」


(すごい、あの頑固そうなマダムをねじ伏せた…)


「ありがとうね、お嬢ちゃん」


そうしてマダムは上機嫌で帰っていった


はというと振り返って満足そうに親指を立てた


それを見た4人は何となく、そう何となくちょっとした不安を覚えた


 


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☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆あとがき☆゜・*:.。.☆゜・*:.。.☆

進行遅いです…原作だと1話分も進んでないです…
でも私猫好きなんです!!(どうでもいいですか…)

もっと私に妄想具現化文章力を!!

 

07.05.01